創業以来、私たちは「売れる家を造るのではなく、自分が住みたいと思える家を創造する。それがより良い家となる。」をモットーに
常にお客様の視点に立った商品づくりに取り組んできました。
“お客様により良い商品をご提供したい”という意識のもと、
お客様それぞれの“夢を叶えることができる家”を考え続ける中で、“外断熱の家”に巡りあうことができました。
私は30年間、住宅業界に身を置いて設計や工事に携わっていましたが、
外断熱の家を初めて体感した時、大きなカルチャーショックを受けました。
真夏のもっとも暑い時期、現在はグループ会社である
小林住宅産業のモデルハウスを訪れた際、屋根裏で打合せをすることになりました。
夏の屋根裏部屋は一般的に、空調の効きも悪く蒸し風呂状態になるため、あまり気乗りがしませんでしたが、
行ってみると“暑くない”。そのうち寒くなってきて「エアコンを止めてもらえませんか」と頼んだほどでした。
これは一体どうなっているのか…。そこで「外断熱とは何なのか?」について受けた説明によると、
“夏は涼しく、冬は暖かい”“結露を防ぐ”“省エネ”など、従来の工法の住宅とは違う多くの特徴を備えた、
まさに“人にも地球にもやさしい家”でした。そして、それこそが私の考える理想の住まいだと確信したのです。
早速、社内の関連部署の責任者を集めて「これから当社の一戸建てに、外断熱工法を主力的に採用して販売展開する」と、伝えました。
しかし、同席した社員からは「工法が具体的によく分からない」や「価格的に高く、工期も長くなり採算が合わない」など
否定的な意見が多く出ました。
欧州で始まった外断熱工法が日本に登場したのが1990年頃。
その工法の難しさからわずかな企業しか採用しておらず、未知の部分も多くありました。
また、「工期が通常の木造在来工法より1ヶ月余り長い4ヶ月程度必要で、その分の費用もかかる。」、
「熟練の職人が少ない。」といったことが反対意見を後押ししましたが、
その一方で、耐久性や気密性、省エネルギー性能などのあらゆる面でのメリットが大きく、
住宅が見栄えと低価格だけで捉えられる“耐久消費財”となった中で、
良質な社会資本として、住宅をいかに世の中に残していけるかが問われており、
“企業は良質な商品提供が使命。どうしても究極の住まいで本物の企業を目指したい。”
という信念をいま一度伝えることで、社員の中にも“プロである限り、本当に価値の高い良質なものをつくりたい”、
“信念に対して恥ずかしくないものをつくりたい”といった想いが沸き起こり、
全社員が一丸となって外断熱工法住宅の販売と普及に取り組むこととなりました。
商品開発の初期段階では、いくら知恵を絞っても赤字になるとの反発がありましたが、
“品質を落とさず、徹底的に無駄を省く”ことに注力した結果、
大幅なコストアップを図ることなく販売できるというところまで、開発をこぎ着けることができました。
そこで、“外断熱の家”の素晴らしさをもっと多くの方々に知ってもらいたいという想いから、
私たちのご提供する“外断熱の家”のネーミング募集キャンペーンを大々的に実施いたしました。
また、「私たちらしくお客様を惹きつけられるものはとは?」を考え抜いた末、
大賞に選ばれた方には「外断熱の家を一棟プレゼント」することにいたしました。
その結果、キャンペーンには当初の予想をはるかに上回る約3万8千通ものご応募をいただきました。
多数の候補の中から大賞に決定した名前が、「Kurumu(来夢)」です。
「くるむ」という響きが、家を断熱材で“外からくるむ”という外断熱の家の最大の特徴を分かりやすく伝えながら、
“家族の団らん”などの暖かな家族の風景をイメージさせ、
さらに漢字表記によって“夢が来る”という希望も与えてくれる。
短い言葉にたくさんの想いが詰まった、素晴らしいネーミングだと思っています。
私たちが考える理想の住まいに必要なこととは、“快適に暮らせること”、“丈夫であること”、
そして何よりも“家族みんなが健康に過ごせること”。
「Kurumu(来夢)」は、それらを充たし、“お客様それぞれの夢を叶え、多世代にわたり継承できる住まい”になったと自負しています。
もっともっと皆様にこの「Kurumu(来夢)」を知っていただき、ご体感いただければ幸いです。